どどちゃんが通る

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ダーリンに伝えたい事

私が、ダーリンに出会ったのは、その日よりもかなり前だったけど、

 

本当のダーリンに出会ったのは、その日だったのかもしれない。

 

 

その日。

 

とにかく、ダーリンの近くに居てあげようって思ったのは、

 

病気で倒れて入院したダーリンのお見舞いに行った時の事だ。

 

 

何でこんな事になっちゃったのか、自分でも良く分からずに、

 

病院のベッドのリクライニングを起こして座っていた。

 

ダーリンは私を見て、少し驚いた顔をしていたけど、

 

私は、そんな事には気がつかないフリをして、

 

倒れる前と同じ様に、喋ってた。

 

 

不安で押しつぶされそうなダーリンに、

 

「元気になれるよ」って言ったんだと思う。

 

それを聞いて、小さく笑ったダーリンの目は泣いてる様に見えたけど。

 

そんな事も知らんぷりして、

 

見なかった事にして、喋り続けた。

 

こんな時くらいしか、お喋りどどが役に立つ場面が無い。

 

 

いつもカッコいいダーリンが、

 

病院のベッドで一人寂しく居るところは、

 

多分、誰にも見られたくないから、

 

見舞いに来れない様に、どこの病院に入院してるか、

 

箝口令が敷かれてたんだと思うのよね。

 

 

どどは、それで納得しないって思ったのかな?

 

それとも、聞いたところで見舞いには行かないって思われたのかな?

 

良く解らないけど、教えてくれた人が居てね。

 

聞いた次の日、早速行ったけど。

 

 

とにかく、何で一人でこんな殺風景な病室に居るんだろう?

 

って思ったし、

 

私なら絶対に一人ぼっちにしないなって思った。

 

 

それからのどどは、ダーリンがとにかく長生きしてくれること、

 

生きる希望を持ってくれること、

 

生きてて楽しいって思ってもらえること、

 

そんな事を考えて生きてきたと思う。

 

だって、ダーリンが大好きだから。

 

 

ダーリンは、相変わらず自分の作った罠にかかって、

 

イライラしたり、怒ったり、

 

一人で凹んだり。

 

 

どどは、それも含めてダーリンが好きなんだよ。

 

でもね、もう、そういう大きな愛で包むみたいなの辞める事にするね。

 

どどが、ダーリンを好きなのは、ダーリンにとってはそれ程重要な事では無いかもしれない。

 

どどが勝手に好きでやってる事に、

 

ダーリンを巻き込み過ぎてたかも知れない。

 

それに、ダーリンの事が好き過ぎて、

 

ダーリンを取り巻く環境や、

 

ダーリンの病気から逃げて、それを直視してなかった事もある。

 

本当に好きなら、ダーリンの事を思うなら、

 

嫌われても良いから、

 

もっと、ダーリンにとって大切な事を、

 

気がついて、教えてあげるべきだったかも。

 

 

朝起きたら、ダーリンが横に寝てなかった。

 

わたしは何かに急かされる様に出かける準備をして、

 

家から飛び出した。

 

お店に行くと、ダーリンが店の扉を開けたところで立ちすくしてた。

 

立ちすくして動けなくなってた。

 

いや、倒れる直前だったかもしれない。

 

倒れない様に必死に立ってた。

 

 

 

記憶の片隅に追いやられた、

 

命の砂時計が、目の前に見えてきた。

 

ずっと、そこに、あったのに、気が付かないフリしてた。

 

知らんぷりしてた。

 

ずっと側に居るね!って言ったのに、

 

嘘ついてた。

 

 

ごめんなさい。

 

ごめんなさい。

 

ごめんなさい。

 

 

 ダーリンと話して笑って、今度こそ忘れないから。

 

今日は、目を開けてどどを見てくれた。

 

「ごめんな」

 

って。言ってた。

 

ごめんなさい。

 

って言おうとしたら、

 

ダーリンまた夢の中にいっちゃった。

 

明日は言おう。

 

ごめんなさい。って。

 

だから明日はもっと話を聞いて欲しい。

 

そして、生きて欲しい。